コーセー、紙製容器を採用し、プラスチック使用量を55%削減

粧業日報 2021年3月4日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 環境負荷低減と、次世代を担う子どもたちへの啓発活動を推進
コーセー、紙製容器を採用し、プラスチック使用量を55%削減
 コーセーは、幼少期からの紫外線ケアの啓発・普及を目的としたSunshine Delight(本社=東京都三鷹市、伊藤瑛加社長)との協働プロジェクト「紫外線から美と健康を守るプロジェクト」で展開する日やけ止めにて、同社では初めて、紙製キューブ型容器を採用した。

 これにより、プラスチックで同じ容器を作った場合と比較し、プラスチック使用量を約55%削減できるという。

 「紫外線から美と健康を守るプロジェクト」は、幼少期からの紫外線ケアの重要性の認知向上と、ケア習慣の普及を目的として事業化に取り組んでおり、事業化に先だち、幼保施設等への子ども向け日やけ止めの提供などによる実証実験を行っている。

 製品の特長としては、「子どもにやさしい」「環境にやさしい」というコンセプトを掲げ、子ども使用テスト済み、紫外線吸収剤不使用、大容量、ディスペンサー仕様の日やけ止めの開発に努めている。

 今回、この日やけ止めに、凸版印刷が開発した紙パック容器「キューブパック」を採用することで、プラスチック使用量の削減による環境にやさしい容器を実現した。

 紙製容器を採用することは同社では初めてとなる。次世代を担う子どもたちに、紙製容器の日やけ止めの使用を通じて、紫外線ケアの重要性とともに、地球環境保護などサステナビリティの取り組みへの理解を促していく。
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