花王、DBJ健康経営格付で3度目の最高ランクを取得

粧業日報 2021年3月31日号 5ページ

花王、DBJ健康経営格付で3度目の最高ランクを取得
 花王は、日本政策投資銀行の「DBJ健康経営格付」にて、最高ランクの格付を再取得した。この制度が初めて導入された2012年に初の案件として最高ランクの格付を取得しており、今回で3度目の取得となる。

 また、同制度に基づく最優遇金利の適用を受け、資金調達を実施した。

 花王は、2008年に発行した「花王グループ健康宣言」のもと、健康経営に取り組んでいる。

 社内のヘルスケアの知見や見える化技術を結集した「Kao GENKIプロジェクト」では、健康ソリューションプログラムの一部を社外へもサービスを提供し、地域や他企業の健康づくりに活用されている。

 また、2019年4月に策定したESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」においても、19の重点取り組みの1つである「社員の健康維持増進と安全」を推進している。

 グループ全体で健康経営を進めるために、各事業場や支社に「健康実務責任者」「健康実務担当者」を配置し、産業保健スタッフと連携。2009年度から運用している健康づくりマネジメントシステムは、個人が特定できない形で健康データ(問診・健診・就業・疾病等)を統計的にまとめ、全国19カ所の健康相談室にも提供することで、エリアごとの実態に応じた企画立案・実施を可能にしている。

 今後は、働き方やライフスタイルの変化を踏まえ、リアルとオンラインのハイブリッド型でのニューノーマル化を進め、独自の健康プラットフォーム「GENKI-WEB」を通じて、個々人にあった活動提案を行うとともに、Webコミュニティを活用し、離れた場所から互いがつながり、共に元気になれる取り組みを進めていく。
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