ユニファースト、コロナ禍で「貰って嬉しい」ノベルティグッズが好評

週刊粧業 2021年4月26日号 6ページ

ユニファースト、コロナ禍で「貰って嬉しい」ノベルティグッズが好評
 1981年の創業で、化粧ポーチやトートバッグなどの縫製品を中心としたノベルティグッズOEMを展開するユニファーストは、「つくりたいを形にする会社」を経営理念に掲げ、既製品にない全く新しい素材や形状を取り入れたノベルティグッズの開発に強みを持つ。

 ノベルティグッズでは現在、ペットボトルのリサイクル繊維(再生ポリエステル)素材を活用したエコバッグのOEM受注が、レジ袋の有料化を機に拡大しているという。

 同社が提案するエコバッグは、簡単に洗えて乾きやすいEVA素材を使用した「洗って使えるエコバッグ」(写真)をはじめ、ビブスとして着用できる応援グッズの新定番「着られるエコバッグ」など、独自性の高いアイテムを幅広く展開している。

 営業担当の全聖愛(ジョン・ソンエ)氏は、コロナ禍の受注状況について「化粧品メーカーからは従来の化粧ポーチだけでなく、エコバッグやマスクレースカバーなど『お客様が貰って嬉しい』と思われるノベルティグッズへの引き合いが高まっている」と語る。


 コロナ禍で新たに開発したノベルティグッズのOEM製品では、ヘアブラッシングに加えて竹素材のピンで頭皮マッサージが可能な「ウッドブラシ」のほか、ボディメイク&パーソナルトレーナーとして人気のビースト村山氏が監修し、ペットボトルで手軽にボディメイクが可能なペットボトル装着型ワークアウトグッズ「ReMusle(リマッスル)」(写真)が、いずれも好評を得ているという。

 「ウッドブラシはヘアケアメーカーから依頼を受け、当社で初めて開発した。リマッスルはテレワークなどで運動不足になりがちな今、簡単に在宅トレーニングができるアイテムとして提案している。今年2月に出展した第4回スポーツビジネス産業展で好評を博し、化粧品業界にも提案を強化していきたい」(全氏)
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