一丸ファルコス、ベビコラなど新製品3品を発売

週刊粧業 2021年5月17日号 16ページ

カンタンに言うと

  • 会期中は特設サイトでも同時配信
一丸ファルコス、ベビコラなど新製品3品を発売
 一丸ファルコスは、出展する「CITE JAPAN2021」にて、天然植物由来の新規化粧品原料3品を含む4題の技術発表を行う。展示ブースでは、岐阜県にある本社と中継し、展示する原料のオンラインミニセミナーを実施する。

 ブースには、技術発表を行う4原料に加え、人気のヘアケア原料や肌フローラ改善の最新研究、10年目を迎えた沖縄環境保護活動支援などSDGsターゲットに対応するサステナブル素材、オーダーメイド顆粒などを紹介する。

 また、コロナ禍で来場できない人に向けて、開催に合わせて独自の特設サイトを開設し、会場ブースで実施するセミナーも同時配信する。

 新製品は、乳幼児の柔らかな肌を構成するⅢ型コラーゲンの産生を促すカーネーション花エキス「ベビコラ」、加齢によるしぼみ肌に着目した脂肪細胞活性化素材アルニカ花エキス「アデプルン」、「幸運」の花言葉をもつ四つ葉のクローバーを素材とするSDGs対応原料「ハピクロ」の3品目。いずれも製品名から機能性に関するエビデンスまで商品企画にそのまま活かせる資料を揃えて紹介する。

 新製品の一つ「ベビコラ」は、Ⅲ型コラーゲンの産生を促し、肌の柔らかさを改善して復元力を取り戻す。

 体内にあるコラーゲンで、最も多いⅠ型コラーゲンは、皮膚や骨を強くし、真皮全体のハリ強度を生み出す働きがあるのに対し、Ⅲ型コラーゲンは、肌に柔らかさを与え、創傷治癒に最も早く働く成分で、肌の回復力(復元力)をもたらす。

 Ⅲ型コラーゲンは、加齢やホルモンバランスの崩れなどの要因で減少し、30~40代で現れはじめる肌の変化には、Ⅲ型コラーゲンが深く関与していることが近年の研究で明らかになっている。

 「ベビコラ」には真皮線維芽細胞におけるⅢ型コラーゲン産生や女性ホルモン受容体増加作用が認められた。

 「ベビコラ」配合ローションを用いたヒトモニター試験では、肌の柔軟性や復元力を改善する効果のほか、肌のへこみ跡予防作用が確認された。
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