セキ薬品 関伸治会長に聞く 教育の充実や調剤事業の拡大を

C&T 2021年6月15日号 60ページ

カンタンに言うと

  • 推奨販売の強化で埼玉県下で№1へ
  • 化粧品が苦戦している店舗をフォロー、カウンセリング販売で収益改善
  • 早期に調剤事業を100億円へ、1店当たり売上高4億円をキープ
  • 人の力、接客で売ることが重要、25年度に売上高1000億円へ
  • 推奨販売の充実に向け自動発注を
セキ薬品 関伸治会長に聞く 教育の充実や調剤事業の拡大を
 セキ薬品(埼玉県南埼玉郡)は大手ドラッグストアチェーンが勢揃いするマーケット環境にあって、医薬品、化粧品を中心に推奨販売の強化によって、埼玉県下でのシェア№1を目指す。

 教育の充実による人材の育成や、調剤事業の拡大に取り組む。推奨販売の強化の一環で、今年度から化粧品のビューティアドバイザー制度を導入し、臨店指導を行う。

 加えて、医薬品・調剤の服薬指導、栄養指導を含め、ドラッグストアは女性が力を発揮する職場であることを踏まえ、中長期で女性の登用を進めている。直近の業績、業界の課題、中長期戦略等について、関伸治会長にインタビューした。



 ――ドラッグストア業界の寡占化が進んでいます。現状の課題について、どのようにお考えですか。

  大手を中心に出店意欲が旺盛で、市場規模は8兆円を超えました。近い将来、上位10社で8割ほどのシェアを占める可能性があるのではないでしょうか。

 ベスト10の企業は8000億円台から2000億円台までで、20年度の時点で68%を占めています。そうした中、当社は中堅のローカルチェーンで吸収される側にありますが、単独で成長を続けるために頑張っているところです。

 私の父と母が薬局薬店から始めた会社で、みなさまからご指導をいただきながら、ここまできましたので、この屋号を残していきたいと思っています。

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