大手流通業の2021年2月期連結決算、新しいMDや業務改善で成長を

C&T 2021年6月15日号 37ページ

カンタンに言うと

  • DXの推進が共通課題に生産性、店舗価値の向上が急務

大手流通業の2021年2月期連結決算、新しいMDや業務改善で成長を
 コロナ禍によって、消費行動に変化がみられる。近場でのワンストップショッピングの価値が見直されると同時に、外出自粛、在宅勤務の普及によって巣ごもり需要や、家ナカ時間の拡大で、カテゴリーの動きも変わった。

 小売業の20年度の業績をみると、こうした動きが反映され、スーパーマーケット、ドラッグストアが好調だった一方、百貨店や大型SCが苦戦した。

 衣食住フルラインのGMSや複数の業種・業態を展開する大手流通業は、グループ企業の構成によって明暗を分けた。

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