資生堂、がんサバイバーのためのオンラインイベントに参画

粧業日報 2021年7月19日号 4ページ

資生堂、がんサバイバーのためのオンラインイベントに参画
 資生堂、電通の社員有志、特定非営利活動法人キャンサーネットジャパンの3社の社員が運営するがんサバイバーのためのプロジェクト「LAVENDER RING」は、8月21日、22日の2日間、がんになっても笑顔で暮らせる社会の実現に向けて無料オンラインイベント「LAVENDER RING DAY 2021 SUMMER」を開催する。

 オンラインでの開催は昨年に続き2回目となる。

 日本では早期発見や治療技術の進歩により、がんと向き合って生きる期間が長くなる傾向が顕著になり、就労しながら通院しているがん患者も増えている。

 同社は、がんサバイバーが自分らしくいきいきと日常を過ごせるよう、外見変化をメークアップでカバーする方法の案内や、セミナーなどを通じた「がんと就労」への支援を行っている。

 このイベントを通じて、がんサバイバーはもちろん周囲の人も笑顔で過ごすことのできる未来を目指す。



 イベントでは、がんサバイバーを対象に資生堂のビューティーコンサルタント、ビューティーセラピストがオンラインにて1対1のメークアップカウンセリングを行う。

 その後、自分らしいメークアップでいきいきとした姿を、ラベンダーリング特製のフレームに合わせ、自身のスマートフォンで撮影し写真を完成させるプログラムとなっている。9回目の開催となる企画で、100人限定で参加者を募集する。

 8月22日に生配信される「LAVENDER RING CHANNEL」は、がんサバイバーや家族に、より笑顔で自分らしく過ごしてもらえるようなコンテンツを集めた番組プログラムを組む。トークセッション、フォトコンテストなど多くのプログラムが予定されている。
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