ポーラ・オルビスHD、2021年度第3四半期は増収大幅増益

訪販ジャーナル 2021年11月15日号 1ページ

カンタンに言うと

  • ポーラEC・海外が好調、海外ブランド損失改善進む
  • ポーラの中国売上高は56%増の約50億円、EC比率は約4割
  • 4Qは限られたリソースを成長チャネルである海外へシフト
ポーラ・オルビスHD、2021年度第3四半期は増収大幅増益
 ポーラ・オルビスホールディングスの2021年12月期第3四半期連結業績(日本基準)は、売上高が4.3%増の1311億6400万円、営業利益が32.7%増の122億4100万円、経常利益が72.8%増の134億3200万円、純利益が453.1%増の86億6100万円となった。

 新型コロナウイルスの影響により、国内店舗事業においては厳しい事業環境となったが、ポーラで国内EC事業、海外事業を中心に増収し、連結で増収増益となった。海外ブランドでは引き続き損失改善が進んだ。

 中期経営計画の重点指標である海外売上高比率は、前期末に比べ2.8P上昇し17.8%、国内EC売上高比率は、前期末に比べて3.8P上昇して27.7%と順調に進捗した。

 事業セグメント別では、ビューティケアが売上高で4.3%増の1311億6400万円、営業利益で45.7%増の122億7100万円、不動産が売上高で10.3%減の15億8100万円、営業利益で42.8%減の3億8200万円、その他が売上高で0.4%減の17億4800万円、営業利益で30.6%減の2600万円となっている。

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