牛乳石鹼共進社、「赤箱」品質を実感できる取り組み強化

週刊粧業 2022年1月1日号 89ページ

牛乳石鹼共進社、「赤箱」品質を実感できる取り組み強化
 牛乳石鹼共進社は、固形石けん「カウブランド 赤箱」(以下、赤箱)のブランド価値向上に向けた取り組みを2022年も引き続き強化する。

 同社は、若い世代を中心に赤箱を使って顔を洗う女性が増えていることを受けて、彼女たちを「赤箱女子」と呼び、赤箱品質を実感できる限定商品やイベント、キャンペーンなどを展開し、新たな顧客との接点を拡げている。

 併行して、「赤箱の香り」を採用した液体ボディソープ(ミルキィボディソープ)を数量限定で発売するなど「赤箱」のプレゼンス向上も図っている。

 直近では、21年12月2日~21日までの期間限定でオンラインイベント「赤箱 AWA-YA@ONLINE」も実施した。

 同イベントは、地域限定のリアルイベントとして18年に京都、19年に福岡で開催し、20年はコロナ禍の影響を考慮してオンライン開催に切り替えた。

 21年はオンライン開催を軸に、リアルでも楽しめる企画を実施。オンラインでは、赤箱と一緒に美容や健康について考えるライブ配信企画「赤箱Beauty Program」や、泡立ちの良さを競う「赤箱泡立てマスター選手権」など家に居ながら楽しめるコンテンツを展開した。

 赤箱デザインのオリジナルグッズを購入できるオンラインショップでは、練り香水やランチバッグなどの新作アイテムも加えて販売した。期間中に練り香水など一部の商品が売り切れになるほどの盛況ぶりを示した。

 また、オンラインイベントと並行して同2日から9日間限定で、東京・原宿アルタに、「赤箱」とスキンクリーム「赤箱 ビューティクリーム」を購入できるオリジナル自販機を設置した。赤箱デザインの自販機に興味を示して足を止めて撮影する人も多く、最終日にはスキンクリームが完売するなど好評を博した。
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