ライオン、サステナビリティサイト・アワードでゴールドを受賞

　ライオンは、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会が、サステナビリティ・ウェブサイトの情報充実度で格付けする「サステナビリティサイト・アワード 2022」にて、最優秀賞となるゴールドを受賞した。

　同社は、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する（ReDesign）」をパーパスとし、人々の健康で快適、清潔・衛生的な暮らしの実現、サステナブルな社会への貢献に向けて企業活動を行っており、Vision2030では「サステナビリティ重要課題への取り組み強化」を経営戦略の1つに掲げている。

　歯みがきや手洗いの習慣定着にあたっては、ハミガキやハブラシ、ハンドソープなど、製品の提供だけでなく、歯のみがき方や手の洗い方についての啓発活動も合わせて行っている。また、環境対応ではCO₂削減や資源循環型社会実現のため、プラスチック使用量の削減などに努めている。

　サステナビリティサイトの運営にあたっては、グループのサステナビリティ活動をより多くの人々に知ってもらい、ともにサステナビリティを考えるきっかけにしてもらうこと、さらには健康な生活習慣づくりと環境対応など具体的な内容を周知することを意識してコンテンツの充実を図っている。今回、こうした活動や積極的な情報発信、情報開示が評価されての受賞となった。

　「サステナビリティサイト・アワード 2022」は、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会が主催し、2017年より国内の全上場企業のサステナビリティ・ウェブサイトでの情報開示の実態調査を行い、格付けを発表している。

　同アワードでは、国内全上場企業・非上場大手企業の合計4049社のサイトにて、開示上で重要な8つの視点を280以上の評価要素に沿って情報充実度調査を実施し、総合的に優れたサイトを全体の上位約1％を目処に「ゴールド（最優秀賞）」「シルバー（優秀賞）」「ブロンズ（優良賞）」のクラスで表彰している。

　2022年の受賞企業は、ゴールド6社、シルバー11社、ブロンズ25社だった。