ライオン、中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」を策定

粧業日報 2022年3月1日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2024年に売上高4200億円(CAGR4%超)、EBITDA520億円めざす
  • 青島ライオン(中国)の売上高を2030年に21年比約6倍の1000億円に
  • 新規国参入は2024年までに2つ以上、30年までに4つ以上を目指す
ライオン、中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」を策定
 ライオンは、2022~2024年まで3カ年の中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」を策定した。最終年度の2024年に、売上高4200億円(CAGR4%超)、EBITDA520億円(過去最高)、ROIC7.5%水準、ROE9.0%水準を目指す。

 2030年の経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向けては、経営環境の変化の兆候を捉え、チューニングを図りながら戦略を確実に推進するため、3カ年の中期計画を3回ローリングしていく方針で、「1st STAGE」はその第1期にあたる。

 成長戦略の実行と経営基盤の変革により、成長加速へのギアチェンジをすることで、売上成長とEBITDAの拡大を目指す。

 掬川正純社長は「1st STAGE」について「成長の軌道化と新しい成長起点の創出、経営基盤の変革、人材組織の活性化を重点テーマに掲げている。成長しながら変革を加速する3カ年にしていきたい」と語った。

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