アイスタイルリテール、新支援策で化粧品店の新たな価値を創出

週刊粧業 2022年2月28日号 5ページ

アイスタイルリテール、新支援策で化粧品店の新たな価値を創出
 クチコミを軸にした美容・化粧品情報サイト「@cosme」を運営するアイスタイルグループでリテール事業を展開するアイスタイルリテールは3月15日、大阪で化粧品店11店舗を展開する美スギ(本社=大阪)と協業し、大阪・天満橋の京阪シティモールに「@cosme STORE/MiSUGI」をオープンする。同時に、その協業モデルをパッケージ化し、化粧品専門店への支援サービスとして提供を開始する。

 化粧品専門店の強みである接客・カウンセリング力と、アイスタイルリテールのノウハウを融合し、既存店舗の集客力向上や顧客一人ひとりのパーソナライズサービスを充実させて化粧品専門店の価値向上に貢献していく考えだ。

 アイスタイルリテール社長の遠藤宗氏に、今回の新たな取り組みについて話を聞いた。



関西の有力化粧品店との協業を
機に専門店支援サービスを構築

 遠藤社長は、2007年にアットコスメストア業態を立ち上げ当初より「他のリテールにアットコスメストアの取り組み事例を横展開していく構想を練っていた」と述べ、今回の専門店業態支援サービスについて次のように説明している。

 「これまでもアットコスメストアのMD展開やアットコスメの情報を活用した売場づくりのサポートを行ってきているが、今回は協業という形でさらに踏み込んだ支援サービスになる。

 もともと地域で顧客基盤を持つ化粧品専門店にアットコスメストアの店舗開発サポートやMD、販促、教育、オンラインカウンセリング台帳なども全て共有し、MD、売場づくり、販促、教育、DX関連など当社の仕組みを全てパートナーと共有していく。

 あくまで協業なので誤解を招きたくないが、わかりやすく言えば、既存店舗を、見た目も中身も『アットコスメストア』に変え、店舗運営はお任せするというフランチャイズのようなモデルに近い」

あと78%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > アイスタイルリテール、新支援策で化粧品店の新たな価値を創出

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop