ライオン商事、社名変更の狙いと今後の戦略について説明

粧業日報 2022年11月18日号 1ページ

2022年11月18日 12:00

粧業日報日用品メーカー

カンタンに言うと

オーラルケアの習慣化を推進し年平均7％の成長めざす
いい歯の日より「歯みがき習慣化プロジェクト」を始動

　歯の健康を通してペットと飼い主の豊かな暮らしを願う「PETKISS（ペットキッス）」ブランドを展開するライオン商事は、11月8日の「いい歯の日」から、全ての飼い犬が歯みがきできることを目指した「犬の歯みがき習慣化プロジェクト」の新アクションを始動するのを記念し、記者発表会を開催した。

　主催者を代表して挨拶した川島元樹社長は、「当社は1941年に石鹸の配給会社として創業後、クリーニング用洗剤、厨房用洗剤等の販売を手掛けるなど様々な事業を展開してきたが、現在はペット用品専業の会社としていくつかの分野でトップシェアを獲得している。『ペットと人が求める幸せな毎日に貢献する』というミッションの実現に向け、来年1月に社名をライオンペットに変更するとともに、『ペットの歯みがき習慣化プロジェクト』を立ち上げることにした。歯みがき実施率が犬で3割、猫で2割未満にとどまる中、2歳までの犬猫の7～8割が歯周病に罹患しており、歯みがきの普及を『人からペットへ』を合言葉に拡大していく。簡単には歯を磨かせてくれないペットに対して、オーナー様が楽に習慣化できる製品を提供するとともに、当社の獣医師から歯みがきのコツを発信していく。また、飼い主がいなくなってしまった保護猫の譲渡会を支援する活動として『LOVE CAT,LOVE EARTH,さくらプロジェクト』も立ち上げ、再生樹脂で作った猫トイレを里親にプレゼントすることにも取り組んでいく」と語った。