資生堂、藤原常務が社長に昇格

粧業日報 2022年11月22日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 約9年ぶりの社長交代、魚谷社長は代表権のある会長に
  • 海外事業に明るく、厳しい決断を下すことができる点が決め手に
資生堂、藤原常務が社長に昇格
 資生堂は11月10日、来期以降の新経営体制について記者会見を開催し、藤原憲太郎常務(55)が2023年1月1日付で社長COOに就任することを発表した。約9年ぶりの社長交代となる。

 新経営体制を機に、次の150年を見据え新たなスタートを切る。なお、14年4月より社長を務める魚谷雅彦氏(68)は代表権のある会長CEOに就任し、24年12月の任期まで二人三脚で経営にあたる。

 藤原氏は、1966年12月21日生まれ、岡山県出身。1991年に香川大学大学院 農学部 農芸化学科を卒業後、資生堂に入社。1994年のドイツ駐在を皮切りに、95年に国際事業本部 ヨーロッパ担当、2004年に資生堂ヨーロッパ 欧州物流センター所長、11年に韓国資生堂社長、18年に資生堂 執行役員 中国地域CEOを歴任、欧州・韓国・中国事業を成長に導くなど、海外で豊富な経験を持つ希少な社内人材であることから次期社長として白羽の矢が立った。23年3月開催の定時株主総会での取締役選任決議を経て、その後の取締役会において代表取締役に就任する。

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