ポーラ・オルビスHD、熱中症リスク判定AI技術の社会実証試験へ

訪販ジャーナル 2023年2月20日号 6ページ

ポーラ・オルビスHD、熱中症リスク判定AI技術の社会実証試験へ
 ポーラ・オルビスホールディングスは、グループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業とともに、豊田工業高等専門学校(豊田高専)、DUMSCOと連携し、「顔画像から熱中症リスクを判定するAI技術」の有用性を建設現場で検証するための取り組みを開始した。2023年の夏に社会実証試験を行う計画で、共同で試験を行う建設事業者の募集を始めた。

 ポーラ化成工業では、人や社会のwell-beingに広く貢献する一環として、顔は心身の状態を映す鏡であるとの考えから、顔画像から心身の健康状態を推測する技術を構築するなど、顔解析の可能性を広げてきた。

 そのような中、豊田高専が顔画像によるユニークな熱中症リスク判定AIの開発に取り組んでいることを耳にし、将来的な事業連携も視野に入れて同校と議論を開始。議論を進める中で、顔をかざすだけという簡便性が建設現場においてメリットが大きいと考えた。

 建設現場向けのシステム開発を得意とするDUMSCOにも協力を仰ぎ、豊田高専の「熱中症リスク判定AI」を基盤技術として年々深刻さを増す「建設現場での熱中症」課題に取り組むことに合意した。まずは、今夏より実証試験を行い、有用性を検証していく。

 「熱中症リスク判定AI」は、カメラ型デバイスに顔をかざすだけで熱中症の発症リスクを客観的に検出できる。機械の目も借りて未然に危険を察知することで、管理者が予防的に対処しやすくなるだけでなく、現場作業員の健康意識向上も期待できる。実証試験では、建設現場の休憩所入り口など作業員の導線上に専用デバイスを設置し、朝礼前や昼休憩前に使用してもらうことを想定している。
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