資生堂、2023年12月期第1四半期は増収増益

粧業日報 2023年5月23日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 日本は高価格帯が牽引し着実に回復、米州・欧州は好調を維持
資生堂、2023年12月期第1四半期は増収増益
 資生堂の2023年12月期第1四半期連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比2.6%増(為替影響除く実質3.6%減、為替影響・事業譲渡影響除く実質6.6%増)の2400億900万円、コア営業利益が186.3%増の125億3200万円、営業利益が140.5%増の105億2500万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が97.3%増の86億8000万円となった。

 売上高実質前年比は7%増(為替影響、事業譲渡影響除く)となった。日本は高価格帯が牽引し着実に回復、米州・欧州は好調を維持した。中国は1月の感染再拡大が影響し、トラベルリテールは流通在庫調整により減収となった。

 コア営業利益は売上増による粗利増に加え、機動的なコストマネジメントにより大幅な増益となった。

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