ライオン、キッザニア東京で噛む力にまつわる体験イベントを実施

粧業日報 2023年6月30日号 3ページ

ライオン、キッザニア東京で噛む力にまつわる体験イベントを実施
 ライオンは、「歯と口の健康週間」に合わせて6月9日~12日まで、キッザニア東京にて、歯と口の健康について学ぶ体験型イベント「Exciting Week with LION めざせオーラルマスター!~楽しく学ぶ歯と口の知育~」を開催した。

 歯みがきが嫌い、噛む力が弱い、生え変わりが遅い、永久歯の歯ならびが悪くならないか等、保護者は子どもの成長過程で様々な口腔健康不安を抱えている。

 子どもの口内健康を考えるうえで、「食後の歯みがき」だけでなく、「正しく噛む」ことも大切な生活習慣の1つになっており、イベントでは、あごの発達が与える影響や噛む力を育む方法を楽しく学ぶ機会を提供した。

 ワークショップ「噛む力に自信あり?育もう噛む力!」では、噛む力にまつわるクイズと、4月より始動したオーラルケアプログラム「おくち育」を活用した体験型学習を行った。

 冒頭のクイズでは、噛む力を鍛える食材について出題し、ゴボウやレンコンなど硬い食べ物を食べると、口内の力のバランスを整えてきれいな歯並びの形成につながることや、丈夫な永久歯が生えるための土台作りに役立つことをわかりやすく説明した。

 よく噛むことのメリットについても触れ、「肥満防止」「味覚の発達」「脳の発達」「歯の病気予防」など様々な利点があることを説明した。

 次に、青と赤のガムを同時に噛み、混ざり具合と色合いで「噛む力レベル」を測定できる「噛もっと!ガム」を子供たちに噛んでもらい、実際に自分の噛む力を測定する体験学習が行われた。

 「噛もっと!ガム」は、ライオンが4月より販売を開始した、子どもの成長に合わせたオーラルケアプログラム「おくち育」の第1弾商品で、体験した子どもたちからは、「いい匂いだった」「ガムが美味しくて噛みやすかった」といった感想が聞かれた。

 また、ワークショップに参加した保護者からは、「子どもが噛むことが苦手で改善につながればと思い参加した。子どもだけでなく、保護者である私にとっても学びになる内容だった」と話した。
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