カネボウ、中高生向けにメークを通じて自分らしさ知る授業を開催

粧業日報 2023年7月12日号 5ページ

カネボウ、中高生向けにメークを通じて自分らしさ知る授業を開催
 カネボウ化粧品のグローバルメークアップブランド「KATE」は、メークを通して、「自分らしさ」を知り・育む場としてブランド初の「KATE SCHOOL」を開講し、6月21日、その第1弾として、嘉悦学園 かえつ有明中・高等学校の2年生3クラス96名を対象に初の授業を実施した。

 1997年のブランド誕生以来、「NO MORE RULES.」のスローガンのもと、ルールに縛られないメークを提唱してきたKATEは、「自分らしさ」に悩む世代に向けて、メークを通じて「自分らしさ」を知り、新たな自己表現の可能性を広げるきっかけづくりの場を提供すべく「KATE SCHOOL」を開講。単にメークの仕方を学ぶ授業ではなく、メークを自由に楽しんでもらうことで、新しい自分の一面に気づき、自分らしさを表現することの楽しさを感じてもらうことを目指した。

 それぞれに欲名がついた単色アイシャドウ100以上の中から、事前に自身が気になる4つを選んでもらい、当日、その4色のパレットを配布し、オリジナルの特別なパレットを使って授業を展開した。



 授業の中では、メークの仕方を学ぶことに力点を置くのではなく、「なぜ100以上ある欲名の中から、それを選んだのか」など、自身の思いや考えを探求し言語化していくことで、生徒自身の「自分らしさ」とは何かを深堀りをし、自身が選んだパレットを使い自由にメークをすることで、新たな自分の一面に気づき、自分らしさを表現するという体験をしてもらった。

 当日参加した生徒からは「自分には似合わないと思い込んでいた色も、チャレンジしてみたら意外と違和感なく使えた」「新しいことにチャレンジしてみることはすごく楽しいし、いいことだなと感じた」などのコメントが寄せられた。

 KATEブランドマネージャーの岩田有弘氏は「自由にメークをすることで、自分らしさを表現することの楽しさを感じていただけている様子が表情からも伝わってきた。メークに自分を縛るルールはないので、自分を表現する一つとして、これからもぜひ自由にメークを楽しんでほしい」とコメントした。
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