ミック・ケミストリー、高濃度で使用実感のあるモノづくりを

週刊粧業 2023年10月16日号 60ページ

ミック・ケミストリー、高濃度で使用実感のあるモノづくりを
 当社では、顧客の希望をきめ細やかに汲み取り、確かな技術と開発力によって高品質で高付加価値の製品を提案しています。発売後のアフターフォローも手厚く、長く愛される化粧品づくりに取り組んできました。

 なるべく高濃度で、使用実感のあるモノづくりを心がけており、付加価値の高い化粧品の提案を得意としています。直近では、ヒト幹細胞培養液やペプチドのニーズが高い状況です。

 また、サロン関連のお客様も多く、ホームケアから施術用までトータル的に提案を行うことが可能です。

 エステサロンに関しては、かつては利用者が若年層中心でしたが、近年、年代層が拡大傾向にあり、さらに高齢化社会が進んでいることから、その範囲は今後ますます広がっていくのではないでしょうか。スリミングは依然として人気メニューの一つであり、当社としても施術用の製品を数多く提供してきました。

 エステサロンでは、スリミングであれば施術後のメジャー計測など、結果が求められます。顧客は真剣に悩みと向き合う美意識の高い方々のため、相応の結果が出なければリピートが見込めないことから、当社としても、これまでの豊富なエステ関連案件の知見を活かしながら、脂肪細胞に特化した植物成分やペプチドなど、エビデンスや実績のある原料を採用した、効果実感の高い製品を提供しています。

 また当社では、企画段階から営業社員だけでなく研究員も同行し、専門的な視点を交えながら、商品コンセプトと一緒に考えます。それにより、お客様の意図やニュアンスを細かいところまで汲み取ることができ、伝達の齟齬もなく、スピーディな商品化が実現できています。

 研究員には、研究に邁進するだけでなく、外に出て情報収集するよう指示しています。商品のターゲット層、使う時間帯、容量について、ベストな提案をするには、幅広い知識やセンスが求められるでしょう。

 実際に売場に足を運び、新商品の動向をチェックしたり、講演会や展示会、原料セミナーに参加するなど、ありとあらゆる機会を活用して積極的にインプットを行うよう促しております。

 受け身のOEMでなく、顧客のニーズを的確に捉えた提案を行いながら、良きパートナーとして頼りがいのある存在でありたいと思っています。そのためにも、情報収集の強化は今後ますます重要だと考えており、取り組みを強化していく方針です。
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