テクノビューティーサプライ、弱酸性シャンプーの一層の進化を

週刊粧業 2024年1月1日号 84ページ

カンタンに言うと

  • SDGsのコンセプトに合致
テクノビューティーサプライ、弱酸性シャンプーの一層の進化を
 テクノビューティサプライ(遠藤真人社長)は40年以上にわたる高級化粧品づくりのノウハウをもつ。サステナビリティやSDGsの気運が高まる中、時流に合致した「弱酸性シャンプーバー」の引き合いが高まっている。

 新たにメーカーが参入し、いっそうの市場の拡大を見込む。ヘアケア商品、基礎化粧品などでも、時流に合致したものを提供していく。

 遠藤社長は「引き続き、弱酸性シャンプーバーの特徴を活かしながら、さらなる進化を目指す」と語る。

 ――弱酸性シャンプーバーの状況についてお聞かせください。

 遠藤 2023年度も多数の引き合いをいただき、好調だった。

 アミノ酸系洗浄剤を使用し、肌や毛髪にやさしく、きめ細やかな泡、滑らかな指どおり、洗い流した時のキシミのなさを特徴とする。

 コロナ感染がはじまって3年以上が経過し、ようやく収束に向かいつつあるが、まだ影響が残っている。

 加えて、原材料費、資材費、運送費などの高騰や納期がかかる原料など、厳しい環境にあるが、当社は企業姿勢を貫く。

 ――企業姿勢についてお聞かせください。

 遠藤 弱酸性シャンプーバーはプラ容器を必要としない固形シャンプーである。サステナブルな対応が求められる中、SDGsのコンセプトと合致した商品だと自負している。

 新規メーカーの参入もあり、市場はますます拡大していくと考えている。当社は40年以上にわたる石鹸製造のノウハウを活かし、独自の製法で生産している。その特徴を活かしながら、さらなる進化を目指していく。

 ――今後の方向性について、どのようにお考えですか。

 遠藤 昨年から機能性原料の配合や、植物由来の原料での化粧品開発の依頼が増えている。ポイントを絞った化粧品、肌にやさしく環境にもやさしい化粧品など、お客さまが求める様々なニーズにお応えできるよう研究・努力を続ける。

 弱酸性シャンプーバーはもとより、ヘアケア商品、基礎化粧品、枠練り石鹸などの商品に対応している。化粧品が初めての方、リニューアルをお考えの方など、どのようなことにでも対応し、ご希望の商品づくりをサポートしていきたい。
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