アルビオン 小林章一社長、圧倒的な独自性

週刊粧業 2024年1月1日号 40ページ

アルビオン 小林章一社長、圧倒的な独自性
 長く続いたコロナ禍にも一筋の光が見えた昨年は、弊社の強みであるリアルな接客がようやく叶い、“活動ありき”の想いをひとつに、全社一丸となって取り組んでまいりました。

 この4年の月日によって、これまでの常識も化粧品業界を取りまく環境も変わりましたが、アルビオンはアルビオンらしく、本年もこの店頭における接客にこだわり、美容活動の推進に注力してまいります。お客様に響く商品をご提供することはもちろん魅力ある施策を投じ、一店様一店様におけるお客様づくりの最大化に貢献できるよう努めてまいります。

 その片側で、新時代の流れを汲んだアルビオンの新しい在り方を模索し、変化することを恐れない、その変化をらしさの進化へと繋いでいけるような取り組みにも、積極的に挑んでまいりたいと思います。

 今年は、弊社を代表するロングセラー化粧水“スキコン”が50周年を迎えます。皆様に育てていただきました感謝とともに、メモリアルなこの一年を大いに盛り上げていきたいと思っております。そして、これまで以上に独自性や個性を極めたものづくりを追求し、“アルビオンだから作れる”“アルビオンにしか作れない”商品開発をより強化いたします。どこにもない切り口で、圧倒的に次元が違う唯一無二のものづくりに臨み、新たな美容成分の開発と併せてより深化させてまいります。

 また、アルビオンらしいSDGsを目指す推進プロジェクトも新たな局面を迎え、7つのテーマすべてにおいて具体的な目標が揃いました。資源の循環、CO削減など、早いものではすでに成果も出てきております。一つひとつの取り組みをメンバー一人ひとりが自分事として捉え、人として、企業として、正しくあることを常に意識し忘れずに、社会貢献できるよう引き続き努力してまいります。

 最後になりますが、この一年も皆様とご一緒に夢のある未来を見据え、共に手と手を取り合いながら歩んでまいりたいと思っております。そして、高級化粧品会社として生き様が問われたその時に、“やっぱりアルビオンは違うよね”と、そう皆様に思っていただけるような力強い歩みを刻むべく、変化も、進化も遂げる一年にしたいと思っております。

 本年も変わらぬご支援を賜りますようお願いすると共に、皆様のご発展とご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
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