シャボン玉石けん、病院や消防との連携を進め他業界の課題解決に貢献

週刊粧業 2024年7月8日号 53ページ

カンタンに言うと

  • 貴社とビューティクル、北九州市立八幡病院の三者で連携している取り組みについてお聞かせください。
  • 貴社と北九州市消防局が連携して取り組んでいる、石けん系消火剤の開発についてお聞かせください。
  • 今後の展望についてお聞かせください。
シャボン玉石けん、病院や消防との連携を進め他業界の課題解決に貢献

 シャボン玉石けんは、2023年8月にビューティクル、北九州市立八幡病院と三者で協定を締結し、北九州市立八幡病院内で使用されている「手洗いせっけんバブルガード」の水平リサイクルを目指した取り組みを推進している。さらに同社では、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに、石けん系消火剤の開発・販売にも注力している。

 現在取り組んでいる異業種連携事例や今後の展望について、マーケティング部の川原礼子氏に話を伺った。

 ――貴社とビューティクル、北九州市立八幡病院の三者で連携している取り組みについてお聞かせください。

 川原 当社は、2023年8月にビューティクル(本社=佐賀県)、北九州市立八幡病院と協定を締結し、北九州市立八幡病院内で使用されている当社のハンドソープ「手洗いせっけんバブルガード」を回収、ビューティクル工場にてリサイクルした後、新たな「手洗いせっけんバブルガード」のボトル原料として生まれ変わらせる取り組みを行っている。

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