牛乳石鹼共進社は、2024年3月に発売したフェムテックブランド「&fem(アンドフェム)」が好調に推移し、発売3カ月で年間売上目標を達成した。
デリケートゾーン用の泡ソープ「フェムケア泡ソープ」(150mL・1540円)と美白ジェル「フェムケア美白ジェル」(医薬部外品、30g 1760円)を展開している。購入後のアンケートでは、リピート意向も高いことが確認できている。
アンドフェムの開発では、デリケートゾーンのニオイに悩む女性が多いことから、香料会社と共同で香りの開発に取り組み、経血やおりものなどデリケートゾーン特有のニオイを軽減する効果があるアロマティックブルームの香りを採用している。
泡ソープは、濃密泡でやさしく洗えて、サッと洗い流せる泡切れにこだわった。美白ジェルは、美白効果(トラネキサム酸)と抗炎症(グリチルリチン酸2K)のW有効成分を配合し、気になる黒ずみや肌あれをケアする。
マーケティング部の末永貴大氏は、「若い世代でVIO脱毛の経験者が増えている影響もあり、デリケートゾーンへのケア意識が高まってきている」と述べ、さらなる市場拡大が期待できると見ている。購入者層は20代を中心とした若い世代だけでなく、近年は介護脱毛の理解も進んでおり、中高年層も獲得している。
購入者アンケートで、アンドフェムの購入を決定した理由について、7割以上の女性が「牛乳石鹼の商品だから」と回答している。末永氏は「デリケートゾーンケアに興味はあるけど使ったことがないという人が多いので、ぜひアンドフェムを通じてデリケートゾーンケアを始めるきっかけになってほしい」と話した。
この記事は週刊粧業 2024年7月1日号 24ページ 掲載
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