ファンケル、30歳前後の新スキンケアブランドを市場導入

週刊粧業 2024年7月1日号 20ページ

ファンケル、30歳前後の新スキンケアブランドを市場導入

 ファンケルは4月18日、「トイロ」(医薬部外品)を発売した。30歳前後をターゲットにした新しいスキンケアブランドで、バランシングドロップ(本体・つめかえ用)、バランシングミルク(同)の4品目をラインナップした。

 30歳前後の睡眠不足やストレスによる肌不調(肌ブレ)に着目し、美白や肌荒れ防止機能も備え、常に肌のコンディションを整える。

 この世代の不安定な肌に対し、うるおいに着目した製品が多い中、生活習慣の乱れによって変質しがちな皮脂の質にも着目して、バリア機能を整え、調子がいい肌に導く。

 さらに、この世代が望む透明感に寄与するトラネキサム酸や、肌あれを予防するグリチルリチン酸ジカリウム、化粧液には本来配合が難しいヒト型セラミドを高配合した。

 今回のターゲットは、ファンケルが自分たちに必要なスキンケアのブランドであるという認識が低い状況にあり、ここに徹底してより添うため、新しいブランドを投入した。発売後、徐々に30歳前後の新規客が増えているという。

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