武内容器は、化粧品容器の小ロット販売を通じて、顧客の様々なニーズに柔軟に対応するできる体制を整える。近年、環境に配慮した容器の相談や問い合わせが増えていることから、環境配慮型の化粧品容器も自社在庫を強化し、100個からの注文に対応するECサイト「コスメ容器ドットコム」でも販売している。
武内裕之専務は、「環境活動の取り組みでは、究極を言えば、新しいモノを作らないことが、地球環境にとっては良い取り組みになる。その究極に近づけるには、ロングセラー商品をつくることだと思う。ロングセラーは在庫回転率が高く、新しい商品を作る必要性もなくなる。結果的に環境にやさしい取り組みになっていく」と述べ、「化粧品容器も同じような考え方が重要だと考えている。ロングセラーの発想で、できるだけ無駄をなくし、開発や提案を進めていきたい」と話した。
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この記事はC&T 2024年9月17日号 13ページ 掲載
■特集/化粧品容器包装の環境対策最前線'24~循環型モデルの構築で多様な選択が可能に、原点回帰で安定供給を重視した動きも活発◎TOPPAN、サステナブルブランド「SMARTS」で社会課題を解決◎プラシーズ、リペレット機の導入で廃棄ロス削減を推進◎大阪硝子、ガラス製スポイトも幅広く品揃え◎武内容器、ロングセラー発想でリユースの考えを促進■TRENDⅠ/進化するサブスク~サブスク市場は淘汰が進み...
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