素肌美を保つ医薬部外品「ヒノキ肌粧品(ひのききしょうひん)」のメーカーであるヒノキ新薬(本社=東京、阿部武彦社長)は2010年8月20日、薬用洗髪料「カペリミノソープ」(医薬部外品、240mL・3000円)を発売する。また同日、既存商品である薬用トリートメントリンス「アミノレントヘアケア」(同、240mL・3000円)に改良を加え、リニューアル発売する。
同社では、1988年に「美しい髪は健康な地肌から生まれる」というシステム美髪を提唱し、美しい髪を生やすための4ステップからなるトータルヘアケアを構築してきた。カラーリングやパーマ、生活習慣など、あらゆるダメージによって頭皮状態が乱れやすい現代においては、ステップ1「頭皮や毛髪に悪影響を及ぼすよごれを除去し、頭皮を清浄にすること」と、ステップ2「頭皮や毛髪に油分や水分を補って整えること」が全ての人に必要な基本的なお手入れと考え、新生品、改生品の導入を機にステップ1、2を“ベーシックヘアケア”と位置付けた。
ステップ1の洗髪料「カペリミノソープ」の前身であるマイルドヘアソープは1975年に導入し、現在は頭皮にやさしい石けん系洗髪料として頭皮を清浄にする役割を担っているが、生活環境の変化により当時に比べ洗髪頻度が高まる中、さらなるダメージに対応すべくカペリミノソープを開発・発売するに至った。同様に、ステップ2に用いる「アミノレントヘアケア」に関しても、1988年に導入して以来の安全性はそのままに、さらなる美髪を追求する現代女性の美意識の高まりなど時代に即したニーズに対応し、トリートメント機能を強化した改生品を導入することとなった。
新生品「カペリミノソープ」は、アミノ酸石けんを主体に、シルク由来、糖系、ベタイン系の洗浄成分を配合することで、頭皮や毛髪にやさしく汚れをきれいに落とし、すこやかに保つ。さらに、頭皮や毛髪を整える成分の配合により内部成分の流出を抑え、アミノ酸を与えとどめるので、使うほどにツヤやハリ、コシのある美しい髪へと導く。ヒノキチオールの殺菌作用や細胞賦活作用、グリチルリチン酸アンモニウムの消炎作用、ショウキョウチンキの血行促進や代謝促進作用に加え、頭皮の栄養源であるアミノ酸を与えることにより、頭皮状態を正常にし、それにより、ふけやかゆみを防ぐ。
改生品「アミノレントヘアケア」は、安全性や生分解性の高い毛髪保護成分の配合により、頭皮に負担をかけることなく毛髪をケア。また、静電気やパサつきを抑えるとともに、しなやかさやツヤを与える。石けん系洗髪料などのアルカリ性洗髪料で洗髪した後や、カラーリングやパーマでアルカリ側に傾いた時に、頭皮や毛髪のpHを弱酸性に戻す。さらに、消炎作用や殺菌作用を有する有効成分や頭皮保護成分の配合により、頭皮状態を整え、汗臭やふけ、かゆみを防ぐ。
関連キーワード
この記事は週刊粧業 掲載
■訪販化粧品~熱波吹き荒れた夏商戦を総括~今夏も記録更新の猛暑、売上げへ影響度合い様々 ■全粧協関東ブロック、CRCフォーラムセミナー開催 ■花王、ヘルスケア・コミッティーを子会社化~健康ソリューションサービスの開発・提供を推進 ■アライドハーツHDとキリン堂、経営統合に向け協議開始 ■プラネット、激甚災害に備えた障害訓練で安全性を担保 ■メロディアン、無菌・無添加のスキンケアで化粧品市場...
バラ売り
【週刊粧業】2024年上期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2023年化粧品業界 基礎データ
バラ売り
【週刊粧業】2024年ヘアケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年上期化粧品原料の最新動向
バラ売り
【C&T・2024年7月号】百貨店販売動向(新宿京王・阪急うめだ)
バラ売り
【C&T・2024年7月号】BeautyTechの最新動向2024
バラ売り
【C&T・2024年7月号】第26回インターフェックスWeek東京特集
バラ売り
【C&T・2024年7月号】感性価値の先端研究
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。