業務用の化粧品、医薬品・サプリメントのボトル・容器を製造・販売する宮本では2010年11月期、売上げ5%増を確保し堅調に推移した。
好調な要因として、宮本浩樹常務は新規の取引先が増えたことをあげる。営業力が強化されたことや、毎日数件寄せられるホームページを通じた引き合いに迅速に対応したことが新規開拓につながった。
取扱いの中心なるスキンケア容器の中でも売上げが伸びているのはプラスチック製品だ。傾向として、小ロットの場合は汎用性の高いもの、ロットが大きいものはデザインや形状に凝ったオリジナリティの高いものが目立つという。
このほど、PET製の六角形ボトルとクリームジャーを導入した。キャップを2パーツにすることで高級感を打ち出す一方でシングルパーツでコストを抑えることができる。PET容器は需要が多いことから、今後もバリエーションを増やしていく方針である。
日本総代理店である「TOLY KOREA」社のエアレス容器も引き合いが増えている。ジャーやポンプタイプに加え、マッサージ効果を訴求できるロールオンタイプも導入した。今年6月に開催される「CITE Japan 2011」で本格的な提案を開始する計画だ。中枠がスポンジ製であらゆる金皿に対応するケースなど、メーク容器の種類も豊富である。
「今期は上期に物流システムの大幅な改善に着手する。物流量が拡大しているので人員も増やす。最近は異業種からの新規参入企業との取引も増えており、容器に関連する様々な面もサポートしていく。商品の差別化をもたらす容器の役割はこれからも高まっていきそうだ。様々な形状の容器を提案してお客様のニーズに応えていく」(宮本氏)
この記事は週刊粧業 2011年2月21日号 9ページ 掲載
■訪販化粧品~熱波吹き荒れた夏商戦を総括~今夏も記録更新の猛暑、売上げへ影響度合い様々 ■全粧協関東ブロック、CRCフォーラムセミナー開催 ■花王、ヘルスケア・コミッティーを子会社化~健康ソリューションサービスの開発・提供を推進 ■アライドハーツHDとキリン堂、経営統合に向け協議開始 ■プラネット、激甚災害に備えた障害訓練で安全性を担保 ■メロディアン、無菌・無添加のスキンケアで化粧品市場...
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】シンクタンクが分析する2025年国内化粧品市場
バラ売り
【週刊粧業】2024年百貨店の化粧品販売最前線
バラ売り
【週刊粧業】2024年化粧品製造機器の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ポーラ化成、第34回IFSCC世界大会ポスター部門で最優秀賞
バラ売り
【週刊粧業】証券アナリスト協会、2024年度ディスクロージャー優良企業を選定
バラ売り
【週刊粧業】花王、ヘアケア事業変革の新ブランド第2弾「THE ANSWER(ジアンサー)」発売
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。