容器の宮本、日本総代理店である「TOLY KOREA」社のエアレス容器の引き合いが増加傾向

週刊粧業 2011年2月21日号 9ページ

カンタンに言うと

容器の宮本、日本総代理店である「TOLY KOREA」社のエアレス容器の引き合いが増加傾向

 業務用の化粧品、医薬品・サプリメントのボトル・容器を製造・販売する宮本では2010年11月期、売上げ5%増を確保し堅調に推移した。

 好調な要因として、宮本浩樹常務は新規の取引先が増えたことをあげる。営業力が強化されたことや、毎日数件寄せられるホームページを通じた引き合いに迅速に対応したことが新規開拓につながった。

 取扱いの中心なるスキンケア容器の中でも売上げが伸びているのはプラスチック製品だ。傾向として、小ロットの場合は汎用性の高いもの、ロットが大きいものはデザインや形状に凝ったオリジナリティの高いものが目立つという。

 このほど、PET製の六角形ボトルとクリームジャーを導入した。キャップを2パーツにすることで高級感を打ち出す一方でシングルパーツでコストを抑えることができる。PET容器は需要が多いことから、今後もバリエーションを増やしていく方針である。

 日本総代理店である「TOLY KOREA」社のエアレス容器も引き合いが増えている。ジャーやポンプタイプに加え、マッサージ効果を訴求できるロールオンタイプも導入した。今年6月に開催される「CITE Japan 2011」で本格的な提案を開始する計画だ。中枠がスポンジ製であらゆる金皿に対応するケースなど、メーク容器の種類も豊富である。
 
 「今期は上期に物流システムの大幅な改善に着手する。物流量が拡大しているので人員も増やす。最近は異業種からの新規参入企業との取引も増えており、容器に関連する様々な面もサポートしていく。商品の差別化をもたらす容器の役割はこれからも高まっていきそうだ。様々な形状の容器を提案してお客様のニーズに応えていく」(宮本氏)

【容器カタログ】「宮本」(日本製容器韓国製容器)はこちら

化粧品容器カタログ.jpg

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