ベッセル・ジャパン、特許取得の特殊チューブなど採用例を積み上げ

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ベッセル・ジャパン、特許取得の特殊チューブなど採用例を積み上げ

 チューブ容器を中心に展開しているベッセル・ジャパン(東京)は、国内で独占販売権をもつ「特殊合金チューブ」(4種)と「ON/OFFチューブ」(7種)の採用実績を順調に伸ばしている。現在は、大手メーカーへの採用例を含め、月間10万本ペースで動いており、今後の拡販が期待される。

 海外の有名ブランドで広く使用されている「特殊合金チューブ」には、主に目もと周りのケアに有効な特殊合金製のアプリケーターがついており、内容物を直接塗布しながらマッサージできる利点がある。日本では特許を取得済みだ。

 一方の「ON/OFFチューブ」は、先端部を回転(ON/OFF)させることで内容物の開閉が可能になる点が特徴だ。「ハケ型」ではポイント染めや育毛などのヘアケア製品、「ロールオン型」ではデオドラント分野での採用例が多いという。

 さらに、新規格の「HVチューブ」の提案も強化している。バリア層にアルミを挟み込むことで、従来の多層チューブに比べて気密性や耐久性を向上させることに成功した。着色も自在にでき、現在は「多くのお客様にテストしていただいている」(内藤明美常務)状態だとし、今後拡販していきたい考えだ。

 同社は現在、機能性の高い容器の開発を進めており、2012年6月期の実績は前期を上回る推移を見せた。

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