資生堂、「ベネフィーク」からシート状クリームマスク「マスクパワーリペア」発売

週刊粧業 2015年4月13日号 13ページ

2015年4月15日 14:25

週刊粧業制度品メーカー

カンタンに言うと

　資生堂は5月21日、「ベネフィーク」より、熟睡した翌朝の肌のようなハリ感・透明感を与えるシート状クリームマスク「マスクパワーリペア」（医薬部外品、23mL×6枚入）と、マッサージクリーム・マスクのダブルの機能を持つ「フォルムマッサージパック」（100ｇ）、収れん化粧水「フォルムトーニングローション」（200mL）を発売する。すべてノープリントプライス。

　同社が、30～40代女性を対象に「生活環境とスキンケア」（2013年11月、N=194）について調査した結果、「平日の就寝時刻」の平均は「午後12時～午前1時」で、「肌が疲れたと感じることがある」と答えた人は全体の99％にものぼった。さらに、「肌のダメージを感じた時のスキンケア」については、「マスクを使う」（87％）という回答が最も多かった。

　ベネフィークでは、「午後10時～午前2時」に睡眠をとることが、美肌リズムを整えるために重要と捉え、今回、新たに美肌リズムをサポートする成分として「ブドウ糖・濃グリセリン」を配合した。さらに、薬用美白有効成分ｍ―トラネキサム酸、薬用有効成分レチノール誘導体の2つの有効成分を配合している。

　商品化に際しては、そのままではマスクに含浸することが難しいクリームを1㎜の1000分の1のサイズに超微粒子化することで、マスクに含浸することに成功。この乳化技術を採用した同社初のクリームマスクは、肌にしっかり成分を届け、クリームの膜が肌表面を覆ってうるおいを保つ「W オクリュージョン効果」で、もちもちしたハリ感を与えることができるという。
　「フォルムマッサージパック」は、皮下組織からときほぐすように行う1分間のマッサージと、20秒間のパックのダブル機能のマッサージパック。きりっとひきしまった印象のハリのある肌に整える。また、「フォルムトーニングローション」は、パッティングすることで、毛穴や凹凸の目立たないきめ細かい肌に導きながらハリ感を保つ。

　プロモーションには、蛯原友里を継続起用し、4月下旬より店頭・雑誌広告・交通広告・Webで展開する。