【ヘアケアOEM】ノンシリコンが定着、エイジングケアも拡大へ

C&T 2015年12月15日号 59ページ

カンタンに言うと

【ヘアケアOEM】ノンシリコンが定着、エイジングケアも拡大へ
 数多くのブランドが乱立する激戦区のヘアケア市場では、緩やかに高単価化が進んでいる。

 市場を席巻したノンシリコンシャンプーが定着し、さらに現在はエイジングケアを訴求するケースも目立っている。

 一方、商品軸ではアウトバスなどのトリートメント商材が売れ行きを伸ばしている。OEM各社が独自技術で市場を開拓する余地も大きい。

ノンシリコン+αの必要も
トリートメントに注目

 ノンシリコンシャンプーは数年前までの勢いこそないものの、消費者の選択肢の1つとして市場に定着している。大手マスブランドよりも高額なため、市場や流通に与えるインパクトも小さくない。

 最近では、ユニリーバ・ジャパンの「ラックス」がノンシリコンの「ルミニーク」シリーズを発売し、これが今までノンシリコンを使用していなかった層の購入につながっているという。

 このように、ノンシリコンもまだ市場拡大の余地がありそうだ。

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