日本コルマー、「高リピート」につながる化粧品づくりへの挑戦

粧業日報 2016年5月19日号 2ページ

カンタンに言うと

日本コルマー、「高リピート」につながる化粧品づくりへの挑戦
乳化系アイテムの進化に
向け「基剤」開発が進む

 化粧品・医薬部外品の国内最大手OEM・ODMの日本コルマーは、国内4つの研究所に約120名の研究者が在籍し、スキンケアからメークアップ、ヘア&ボディケア、オーラルケアなどあらゆる製品の開発を行っており、年間800品目以上の新製品(リニューアル品を除く)を手がけている。

 昨年は、新たに横浜研究所を設立し、「プロダクトイノベーション」を掲げて革新的な化粧品の開発に向け、大学との共同研究をスタートさせたほか、新たに油系・乳化系化粧品のベースとなる「基剤」の開発に注力している。

 今回は、研究開発本部の田中克昌執行役員と、基礎研究・機能性評価試験を担当する西浦英樹マネジャー、スキンケアの処方開発を担当する小池高広統括マネジャー、マーケティング担当の東野功マネジャーの4名に、近年の化粧品業界を取り巻く環境とともに、自社の今後の研究開発の方向性について話を聞いた。

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