ミリオナ化粧品、中堅に相応しい研究開発体制へ

週刊粧業 2017年4月17日号 15ページ

ミリオナ化粧品、中堅に相応しい研究開発体制へ
 第24期にあたる2016年8月期に決算売上高が30億円に達したミリオナ化粧品では、中堅に食い入ったことで変化が生じた顧客層に合わせ、立ち位置に相応しい研究開発体制づくりの渦中で製造トップが汗を流している。

 企画開発部部長の矢部良人氏によると、前期に大幅成長を果たした副産物として「お客様の顔ぶれが、20億円規模だった頃とはだいぶ変わってきている」といい、古くからの慣習や通例を知らない新しい取引先のため「今までは求められなかった試作内容や品質に対応していけるよう、体制を変えていこうとしている最中」となっており、「ちょうど過渡期」で生みの苦労に直面しているという。

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