ホシケミカルズ、多方面からプラスチック使用量の削減を提案
C&T 2020年9月15日号 18ページ
カンタンに言うと
- 多方面からプラスチック使用量の削減を提案
化粧品原料商社として1975年に創業し、化粧品OEMや容器製造なども手がけるホシケミカルズでは、「容器・パッケージ」「原料」「OEM」に至る化粧品製造の全てをワンストップで網羅する総合商社として、化粧品づくりにおけて多方面からプラスチック使用量の削減に取り組んでいる。
容器・パッケージに関しては、詰め替え用パウチのラインナップを拡充し、容器本体を繰り返し使うOEM製品の提案でプラスチック使用量の削減を進めている。
プラスチック代替容器ではこのほか、国内外の容器メーカーとのネットワークを活用し、使用済みガラスを再利用したガラス瓶をはじめ、植物性・生分解性プラスチック、バイオマス、陶器などのラインナップを取り揃えている。
最近では新たに、物流時の環境負荷軽減を目的にレターパックでの配送を希望するクライアントに向けて、紙パッケージを提案するなど、選択肢に広がりをみせている。
さらに、包装箱の過剰包装を見直し、シュリンク包装からバージンシールへとシフトするなど、OEM製品のパッケージに関してもプラスチック削減に向けた取り組みが加速している。
「新規参入を目指すD2C・EC系ブランドを中心に、グリーンパッケージやクリーンビューティの潮流が加速し、環境にやさしいサステナブル容器を採用することを前提としたOEMの問い合わせが急増している。今後は、価格や外観、強度の面が進化してきたバイオマスボトルを採用する企業が増えていくことが期待され、同容器と相性が良いバルクの処方開発を進めていきたい」（企画開発室広報 平地祥子氏）
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この記事はC&T 2020年9月15日号 18ページ 掲載
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