セントラル・コーポレーション、幹細胞化粧品の新たな時代が到来

週刊粧業 2020年11月9日号 6ページ

カンタンに言うと

  • 「生ヒト臍帯血」幹細胞の可能性を探る
セントラル・コーポレーション、幹細胞化粧品の新たな時代が到来


完全独自処方の幹細胞化粧品を
小ロットで提供し市場参入を支援

 ――なぜ「臍帯血由来」の注目度が高まっているのでしょうか。

 笹山 臍帯血とは妊婦と胎児を繋いでいる、へその緒に含まれる血液のことで、「臍帯血」には有効成分が豊富に含まれていることが確認されている。

 臍帯血幹細胞培養液は、89種類ものタンパク質で構成されており、原料メーカーの試験では、増殖成分である成長因子「GDF11」の発現が、脂肪幹細胞培養液よりも60倍以上多いことが確認されている。

 GDF11には線維芽細胞やコラーゲン、エラスチンなどを増殖する働きがあるといわれている。

 さらに、当社が扱う臍帯血幹細胞培養液は、抽出された液体原料に二次加工を一切施しておらず、「生のヒト幹細胞」という言い方もできる。活性ロスの懸念がないともいえるだろう。

 ――幹細胞コスメを扱う上での注意点は何でしょうか。

 笹山 幹細胞化粧品を扱う上では、「①成分濃度」「②二次加工の有無」「③ヒト由来か否か」「④臍帯血由来か否か」といった点をまず確認するのが大前提だろう。

 医療の研究が進歩するにしたがって、化粧品の研究も進化させる必要があると考えている。当社では、2人の博士号を取得した専門研究家が在籍しており、幹細胞に関する研究を常に行っている。

 1人目は、歯科大学大学院研究部に所属し、専門研究は口腔インプラント学を応用した幹細胞を用いたアゴの骨の再生に関する研究に取り組んでいる。

 2人目は、歯の噛み合わせによる顔の表情筋に関するアンチエイジング研究に取り組んでいる。

 当社は「ヒト幹細胞」の「日本総輸入元」にもなっており、差別化された化粧品を扱いたいというクライアントの要望に応えるべく、高品質原料の情報を世界中から収集し続けている。

 その上で、注意点としては「完全オリジナルの幹細胞化粧品の発売元」になることが、最も重要だと考えている。

 当社では「完全独自処方」の幹細胞化粧品を「100個からでも」製造させていただいている。「100個から」ならば、ほぼノーリスクで、成長する幹細胞化粧品市場に参入することができる。

 まずは成功の一歩を、当社とともに踏み出していただきたい。
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