ユニ・チャーム、パッケージ抗菌化と肌へのやさしさを強化

週刊粧業 2021年3月15日号 8ページ

カンタンに言うと

  • ゆるうんちストッパーをMテープへ採用
ユニ・チャーム、パッケージ抗菌化と肌へのやさしさを強化
 ユニ・チャームは、コロナ禍における清潔意識・トラブル回避意識を捉えた提案を強化し、ベビー用おむつ市場の維持・拡大を図る。

 4月上旬からは、ムーニーブランド全体でパッケージを抗菌加工とする。購入時・自宅保管の安全性を高めつつ、パッケージ表面における菌の増殖が防げるという。

 持ち手のアイコン訴求により、購入時にも抗菌価値を伝達する。

 また、保湿効果のある植物オイル配合シート、アレルギーテスト済表示、世界最高水準の繊維の安全認証であるエコテックス認証獲得など、肌へのやさしさを強化するとともに、パッケージでイラストアイコンによる訴求を行っていく。

 さらにムーニーでは、新生児向けのSサイズでゆるうんちストッパー搭載後に満足度が拡大した一方で、Mテープユーザーでも軟便モレ不充足は高いことから、ゆるうんちストッパーをMテープへも採用した。

 「ムーニーマン汗スッキリ」は3月9日、Mサイズを追加して3サイズで発売した。コロナ禍では、汗疹など、トラブルを回避したいという意識が高まっている。

 同品は、夏の汗対策を理由としたトライアルが多く、製品満足度も非常に高い。しかし、今まではLサイズとビッグサイズのみの展開だったため、Mサイズの追加でコロナ禍ニーズに応えていく。

 そのほか、おうち時間や家族時間の増加に伴い、トイトレを家族で楽しく進める工夫が満載の「トレパンマン」のシェアが拡大しているという。

 今年は、さらなる拡大に向けて、店頭での販促活動を推進するとともに、SNSで自宅でのトイレトレーニング浸透を強化するキャンペーンも実施する予定だ。

 同社は、ベビーケア全体でコロナ禍におけるニーズを捉え、市場活性化に貢献していく。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ユニ・チャーム、パッケージ抗菌化と肌へのやさしさを強化

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop