牛乳石鹼共進社、ヤバ泡実感でZ世代に共感の輪

C&T 2021年6月15日号 66ページ

カンタンに言うと

  • こだわり訴求を貫いてポジション確立、クチコミ評価が成長の好循環を生み出す
  • 新香調とクチコミで若年層の支持拡大、新たな成長ステージに向けて準備着々

牛乳石鹼共進社、ヤバ泡実感でZ世代に共感の輪
 牛乳石鹼共進社が付加価値ボディソープに位置づけて2003年春に発売した「バウンシアボディソープ」ブランドが、こだわりの「濃密泡」処方の改良を進めながら成長拡大を持続している。

 特に2019年春、処方の大リニューアルをして以降、「ヤバ泡」訴求がZ世代やミレニアル世代といった若年層を取り込む形で購買層を広げて売上が伸びている。ブランドを担当するマーケティング部課長代理の藤松源氏に話を聞いた。

こだわり訴求を貫いてポジション確立
クチコミ評価が成長の好循環を生み出す

 バウンシアの誕生は2003年春。香りのラインナップを増やして成長を図るボディソープブランドが多い中、バウンシアは「濃密泡」を最大のこだわりに位置づけ、1香調でスタートした。

 20~30代女性にターゲットを絞り込み、「最大のこだわりである『濃密泡』を実感してもらえるプロモーションを地道に推進してきた」(藤松氏)。

 当初より、店舗での実演発売を取り入れ、「泡立てて作った濃密泡で手を洗うことで摩擦刺激を低減し、肌にやさしく気持ちよく洗っていただけることを提案してきた」(藤松氏)という。

 バウンシアが誕生した2000年代前半は、ファミリーをターゲットにしたブランドがシェアを大きく獲得し、パーソナル系の商品は少なかった。

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