PALTAC第1四半期、増収減益

粧業日報 2022年8月19日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 荒利率低下や新センター稼働に向けた費用増で減益
PALTAC第1四半期、増収減益
 PALTACの22年度第1四半期決算(22年4~6月)は荒利益率の低下や栃木物流センター稼働に向けた先行費用の負担で、減益となった。売上高は2.4%増の2762億4700万円、営業利益は7.0%減の65億1400万円、経常利益は5.4%減の73億3500万円、四半期利益は7.0%減の50億6000万円となった。

 行動制限の緩和でメークアップ化粧品やドリンク剤など外出関連商材に回復基調がみられたものの、消毒液やハンドソープなどコロナ関連商品の需要低下が続いている。また本格的な気温上昇が6月中旬以降となり、夏物商材の動きが想定を下回ったが、外出機会の増加で日やけ止めは好調に推移した。

 6月下旬以降は全国的に気温が急上昇し、熱中症対策商材を中心に活発な動きをみせた。

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