ホシケミカルズ、シャンプーによる洗いすぎを防ぐ新感覚の頭皮ケアを提案

週刊粧業 2022年8月29日号 6ページ

ホシケミカルズ、シャンプーによる洗いすぎを防ぐ新感覚の頭皮ケアを提案
 化粧品・医薬部外品・健康食品の提案型OEM/ODMを主軸とするホシケミカルズでは今上期(1~6月)、コロナ禍による在宅時間の増加でヘアケアへの意識が高まっていることから、インバス・アウトバスともに新規受注が好調に推移した。

 ヘアケアのカテゴリーでは、乾燥頭皮におすすめしたい「お湯シャンプー」のサポートアイテムとして、シャンプーによる洗いすぎを防ぐことを目的とした新感覚の頭皮ケアアイテム「スカルプフォーム」のOEM受注を今年6月末より開始した。

 スカルプフォームは、スキンケアなどのリーブオンアイテムに使用される美容液成分で100%構成し、乾燥・敏感頭皮向けの超マイルド洗浄力タイプと、香料・メントールを配合して体感性を高めた使用実感重視タイプの2種類を展開している。

 どちらも少量の洗浄成分で洗浄力を発揮する独自の特許技術を採用しており、特に超マイルド洗浄力タイプでは、通常のシャンプーに比べて洗浄成分を1/14(同社シャンプーのアニオン性界面活性剤量と、スカルプフォームのノニオン性界面活性剤量から算出)まで低減している。

 「秋冬シーズンになると、乾燥頭皮に悩む人も少なくない。その対策として、週に数回シャンプーを使わずお湯のみで頭皮や毛髪を洗うお湯シャンプーを行う日を作るのも有益な方法のひとつだが、お湯だけでは心配でなかなか踏み切れない人は多いと考えられる。そこで今回、お湯シャンプーをサポートするアイテムとして、洗浄成分による刺激や洗いすぎを軽減したスカルプフォームの開発に至った。秋冬以外にも、夏場にはプレシャンプーとして、ベタつき頭皮用クレンジングアイテムとしても訴求が可能だ」(企画開発室広報主任 平地祥子氏)

 直近の受注状況としてはこのほか、EPA(関税優遇措置)を活用し、東南アジアの現地企業からのOEM受注が伸長しているという。同社ではメイドインジャパンの優位性と高品質を担保しながら、今後も現地のニーズを反映した処方開発を進めていく方針だ。
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