ライオン、日清食品へ機能性表示食品事業を一部譲渡

粧業日報 2023年5月16日号 5ページ

ライオン、日清食品へ機能性表示食品事業を一部譲渡
 ライオンは、機能性表示食品の一部事業に関して日清食品へ会社分割により11月30日付で譲渡する。対象となるのは、機能性表示食品「ラクトフェリン」シリーズなど4製品で、直近の売上高(2022年12月期)は33億7700万円だった。

 同社グループは、2022~2024年の中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」にて、成長戦略の加速と併せ、環境変化に強い経営基盤への変革を目指している。

 今回、グループのさらなる成長・発展に向け、事業ポートフォリオの改善を目的に、日清食品への当該事業の譲渡を決定した。

 日清食品は、企業理念の一つに「美健賢食」を掲げ、健康志向に応える製品の開発や販売にも積極的に取り組んでいることから、同社のもとで事業を継続していくことが、当該事業の持続的な成長につながると判断した。
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