ライオン、ハブラシリサイクルを題材にポスターコンテストを開催

　ライオンは、2015年よりテラサイクルジャパン合同会社と連携して進めている使用済みハブラシを回収・リサイクルする「ハブラシ・リサイクルプログラム」への関心をより一層高めるべく、未就学、学生、一般部門と幅広い年代層を募集対象としハブラシリサイクルを題材としたポスターデザインコンテストを6月26日より開催した。応募期間は10月27日迄（当日消印有効）となっている。

　6回目の開催となる今年は昨年に引き続き「ハブラシ・リサイクルプログラムを多くの人に伝えよう」をテーマとして作品を募集する。応募規定はA3もしくはA4サイズ（縦のみ）で、用紙種類・デザイン形式（イラストレーター可）は不問としている。

　入賞作品は、プログラムの参加を呼びかけるポスターとして回収協力先やホームページなどで使用されるほか、マグカップに印刷して受賞者にプレゼントされる。

　「ハブラシ・リサイクルプログラム」では、日常的に使うハブラシを「ごみ」ではなく「資源」としてマテリアルリサイクルをし、植木鉢などの新たなプラスチック製品に再生する活動を行っている。プラスチックごみの削減、再生資源の活用推進に役立てるために立ち上げられたプロジェクトで、学校での環境教育やSDGs活動の一環として回収活動が展開されているほか、気軽にできるリサイクルプログラムとして、公共施設、歯科医院、ドラッグストア、民間企業などが活動に参加している。

　プログラムでは、参加希望者が個人・学校・団体などの単位で事前に「ハブラシ・リサイクルプログラム」ホームページから参加登録し、回収ボックスなどを設置してハブラシを収集。使用済みハブラシが2kg（約200本）以上集まったところで回収し、その回収量に応じてテラサイクルポイントが付与される。このポイントは、リサイクル製品への交換や任意のNPO団体・教育機関への寄付に使用することも可能だ。

　2015年の開始以来、全国1300拠点から約130万本（2023年5月時点）の使用済みハブラシを回収している。