花王、全社員のデジタルスキル向上で変革に挑戦し続ける風土の醸成へ

週刊粧業 2024年1月1日号 33ページ

花王、全社員のデジタルスキル向上で変革に挑戦し続ける風土の醸成へ
 花王は、製造業から「UX創造企業」への変革を目指し、2023年1月に新設した「DX戦略部門」が中心となって全社的なDX推進を加速させた。同年11月には、国内グループ全社員2万8000人を対象に個人・部門のニーズやレベルに合わせてデジタルスキルの向上を図る「DXアドベンチャープログラム」を開始し、「デジタル人財」の発掘・育成を強化している。

 同社は中期経営計画「K27」において、企業価値向上に向けた重点戦略の1つに「DXの推進」を掲げている。DX戦略デザインセンター長の桑原裕史氏に今後のDX推進ビジョンについて話を聞いた。

 ――DXアドベンチャープログラムを立ち上げた背景についてお聞かせください。

 桑原 DXの推進は、2018年に先端技術戦略室(SIT)を立ち上げ、各部門のデジタルリテラシーに長けたメンバーが中心となり、プロジェクトベースでAIなどを活用した業務の効率化や働き方改革を進めている。

 「DX戦略部門」はこれまでのDX推進組織を統合した部門であり、事業部門とデジタル部門を融合させて新たな価値を提供することを目指している。

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