ライオン小林取締役、COP28にて環境省主催セミナーに登壇

粧業日報 2024年1月17日号 4ページ

ライオン小林取締役、COP28にて環境省主催セミナーに登壇
 ライオンの小林健二郎取締役兼上席執行役員は、アラブ首長国連邦のドバイで開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)にて、2023年12月8日、環境省が主催するセミナー「The Seminar for Net-Zero and Well-Being in Life」に登壇し、ライオンの脱炭素社会の実現に向けた取り組みについて発表した。

 各国政府機関、国際機関、事業者など現地・オンライン合計で約100名が参加し、各社の取り組みを他国へ展開するに当たっての課題について質問が挙がるなど、ライオンを含む日本企業に対して関心と期待が寄せられた。

 セミナーでは、「生活者の生活習慣が持つ大きな可能性と、どのようにしてその可能性を実現するか」をテーマとして、生活習慣の重要性、ライオンが推進してきたエコの習慣づくり、そのエコ習慣がもたらしうるインパクト、習慣づくりの成功要因などについて共有した。

 具体的な事例として、省プラスチック包装(つめかえパウチ)によりプラスチックの製造・廃棄に係るCO₂を80%削減しており、今や省プラスチック包装は日本の市場シェアの80%、アジア市場におけるライオン製品の80%を占めていること、世界で10億世帯が省プラスチック包装を使うようになれば、推定2000万t-CO₂の削減効果となることを紹介した。
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