カンタンに言うと
コーセーは2024年3月1日、累計出荷個数6700万本を記録する同社№1のロングセラー化粧水「薬用 雪肌精」を初めて刷新し、「薬用雪肌精 ブライトニングエッセンス ローション」を発売した。
雪肌精ならではのみずみずしい使用感と高い浸透感はそのままに、しっとりとした保湿感のある後肌を実現した同品は角層深くまで浸透し、明るく透明感のある、うるおいに満ちた肌に導く。
発売前にSNSで実施したサンプルプレゼントキャンペーンなどを機に新客を開拓しているほか、使用感を実感した離反顧客の復活もあり、好調な滑り出しをみせている。雪肌精のSNS活用について、山内鞠那氏に話を伺った。
――まずは、「薬用 雪肌精」の刷新に至った経緯をお聞かせください。
山内 雪肌精は2024年5月にブランド誕生40年目を迎える。お客さまに愛され続けてきた雪肌精ブランドの資産はそのまま守り続けながらも、少しずつ変化しているお客さまのライフスタイルや嗜好に応じて変えるべきところを峻別し、今回のリニューアルへと至った。
青いボトルと漢字のロゴ、唯一無二のみずみずしい使用感が雪肌精の愛されてきたポイントで、そこに関しては今回のリニューアルでも変わらず守り続けている。
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この記事は週刊粧業 2024年4月8日号 5ページ 掲載
■特集/SNS時代、ロングセラーのつくられ方~新客獲得もロイヤリティ向上もSNS起点に掲載企業/花王(マステージブランドビジネスグループ ミラノコレクション マネジャー 植田優子氏)、コーセー(戦略ブランド事業部 クリーンブランド事業室 雪肌精 宣伝企画 山内鞠那氏)、ポーラ(ブランドクリエイティブ部 B.Aメーク プロダクトリーダー 萱沼沙由梨氏)、ナリス化粧品(リテール事業部 プロモーシ...
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