化粧品原料、「環境対応×多機能化」の提案が加速

粧業日報 2024年6月7日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 多くの企業がサステナブルに対応、アワードなど第三者評価の活用も
  • 海外向け原料の提案幅が広がる、高機能化で成分訴求を後押し
化粧品原料、「環境対応×多機能化」の提案が加速

 脱炭素化に向けた取り組みが、化粧品原料業界にも広がっている。国内の様々な産業で環境に配慮した製品・サービスの需要が拡大し、化粧品業界も容器パッケージや中身の原料で環境に配慮するクリーンビューティのトレンドが続いている。

 化粧品原料各社からは、従来の合成原料から天然・植物由来のサステナブルな化粧品原料へ代替が可能な次世代型の原料が投入されている。また、実績豊富な既存原料を中心に各社、新たな機能性評価データを取得する動きが活発になり、原料の高機能化・多機能化が進む。

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