池田物産では、即戦力人材の採用活動を進めているほか、社員の要望に応じて働き方や勤務体系を柔軟に変化し、人材の定着につなげている。池田隆彦社長に話を伺った。
――人材の採用・定着に関して、貴社ではどのような取り組みを進めていますか。
池田 人事担当部門がこれまで培ってきた様々なネットワークを活用したアプローチ以外に、我々経営層も人脈を生かして独自のネットワークを構築した即戦力人材の採用活動を行っている。
直近では、今年に入りアメリカの現地法人(イケダコーポレーション・オブ・アメリカ)で、北米市場の知見を持つ2人の営業社員を中途採用した。
当社では、社員の要望に基づいてリモートワークやスライドワーク(時差出勤)を制度化しており、働き方や勤務体系を柔軟に変えていくことが定着の1つにつながると考えている。
産休・育休を取得した社員は100%復職し、現在も活躍している社員が多い。また、ベテラン社員を定年後も同一賃金で継続雇用することで本人のモチベーションアップにつながり、これまで積み重ねてきた彼らの経験やノウハウが次世代に引き継がれれば、会社にとっても非常にプラスとなる。
――人材育成における今後の取り組みをお聞かせください。
池田 原料商社で海外企業とのやりとりが非常に多い我々の得意分野を生かした人材育成は、今後もさらに注力していく。
その一例として、最近では海外の展示会に営業職だけでなく、R&Dセンターに所属する研究職や、受発注を担当する業務職も同行している。
研究職は海外の技術に触れることができ、業務職は海外のお客様と直接会うことで良好な関係性の構築が可能になる。こうした企業の枠を超えた横とのつながりが、人材育成を進める上で重要になる。
この記事は週刊粧業 2024年7月1日号 27ページ 掲載
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