ネオネクリエーションの竹内昭夫代表取締役は、人材育成において重視していることを「個々の社員の才能を伸ばしビジネスに結びつけること」と話す。
同社では中途採用に力を入れており、即戦力となる経験者採用を実施している。採用では、入社後に会社でやりたいことが明確であるかどうかと、仕事に対する意欲を重視している。また、昨今の人手不足の問題については、過度な条件を設けないことが大事だとしており、性別、年齢、国籍に関わらずあらゆるバックグラウンドを持つ社員を受け入れる環境を整えている。
同社では、竹内代表自らが社員一人ひとりの観察と評価に徹底しており、社員がどの程度パフォーマンスを発揮できているかについては、最終的な成果物や仕事に対する姿勢を見て判断している。さらに、会社の理念から大きく外れない範囲において、社員の自由な発想を受け入れ、挑戦ができる環境を整えている。「社員の積極性と新たなアイデアが、会社全体の成長につながる」と竹内代表は話す。
「与えられた業務をただこなすだけではなく、社員自身が何をしたいかという目的意識を持つことが重要であり、会社としてはそのサポートを行うだけである。どのような発想がビジネスに結びつくかは一概には言えず、新しいアイデアが時に予想外の成果をもたらすこともある」(竹内代表)
さらに竹内代表は、AIを活用することが人材育成にもつながると話す。近年、AI技術の急速な発達により、業務の中にAI技術を取り入れていくことは必要不可欠という。
同社では社員全員の社用携帯にChat GPTを入れており、社員それぞれが必要な時に使うことができ、業務の中でのAI技術の活用を積極的に推進している。
「近年のAI技術の発達により、業務効率化や知識習得、個々の能力に合わせてカスタマイズされた教育など、人材育成に直結する多くの側面でAIが役に立っている」(竹内代表)
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この記事は週刊粧業 2024年7月1日号 26ページ 掲載
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