岩瀬コスファは、採用から育成、組織への定着に至るまで様々な取り組みを行っている。
新卒採用においては、学生へのアプローチ方法を工夫する必要があるとし、会社HPや先輩社員の体験談を充実させているという。さらに、内定後のフォローとして、近況報告などの定期的なコミュニケーションや国内の展示会に招待するなど、入社前からの関係構築を重視している。
中途採用においては、昨今の人手不足の問題を踏まえ、人材紹介会社の強みを活かした採用や、地方に強い人材紹介会社との連携などを進めている。
入社後の育成に関しては、新入社員から若手社員を対象としたベース講座や、中堅社員向けのリーダーシップ研修(2023年より実施)、マネージャー向けの研修(2021年より実施)など、どのポジションにも対応した研修制度を用意している。
組織定着に向けた取り組みも充実している。今年より初任給のベースアップ、奨学金代理返還制度を開始し、社員の負担軽減につなげている。
ワークライフバランスへの取り組みとして男性の育休取得の推進に注力しているほか、職務に必要な技術や知識を習得するための授業料などを支援するリスキニング制度、コロナ禍で中断していた語学留学の再開、業務以外の資格・能力の取得を支援する「いちごプロジェクト」などを実施し、業務に直接関係しないことも含めて、社員の「働きがい」の向上に取り組んでいる。さらに、社員旅行やサークルなど、社員同士の交流を深める機会も設けている。
今後の課題としては、社員の能力・価値の組織的な把握と活用、人的資本経営の可視化、海外人材の育成を挙げている。
「当社は育成や制度として様々な取り組みを行っているが、実施して終わりではなく、取り組みが社員や組織の価値向上にどれだけ貢献しているかを可視化することで、持続的な成長を目指していく」(同社)
この記事は週刊粧業 2024年7月1日号 26ページ 掲載
■特集・アンケート調査~消費者(20~30代女性412名)が求める化粧品・日用品2024 朝の化粧時間は0.19分伸長し、休日のスキンケアも0.62分増加 限られたお金や時間の中で、レベルを落とさずにきちんと手入れをする――。美と健康については、そんな現代女性のライフスタイルが浮かび上がってくる。20~30代女性412名に行った今回のアンケート調査では、2021年と同様、「朝」「昼」「夜」「...
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年ヘアケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ビズジーン、遺伝子検査技術を様々な分野に活かす
バラ売り
【週刊粧業】Zenken、人材獲得と企業ブランディングを両立したサービスが好調
バラ売り
【週刊粧業】2024年・年末大掃除の最新動向
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。