バスクリン、旅行需要の回復でハワイの入浴剤が好調

週刊粧業 2024年7月1日号 22ページ

バスクリン、旅行需要の回復でハワイの入浴剤が好調

 バスクリンは、日常生活での香りニーズの高まりに対応し、「アロマスパークリング」シリーズの育成強化を図っている。アロマスパークリングは、お湯に入れた瞬間、スプラッシュビーズ(発泡剤)が発泡し、フレッシュでボリュームのある香りが浴室に広がる入浴料で、リラックス空間を演出してバスタイムを楽しめる。

 2024年3月には、「ハワイ」をテーマに開発した「アロマスパークリング Hawai`i」(8包入=30g×4種・各2包、オープン価格)を発売した。

 ハワイ主要4島であるオアフ島(イエローハイビスカスの香り)、ハワイ島(ハワイアンココナッツの香り)、マウイ島(マウイゴールドパインの香り)、カウアイ島(ワイルドフォレストの香り)の植物や果実をイメージして開発した。

 アミノ酸成分に加え、保湿成分としてアボカドエキス、オーガニックホホバオイルを配合している。香りや湯色、パッケージはハワイ州観光局が監修しており、商品の売り上げの一部を、ハワイの自然保護活動に寄付している。

 旅行先として人気のハワイをテーマにした入浴料であることから、同社はSNSとの親和性が高い商品と捉え、SNSを軸に販促・プロモーションを展開している。

 「監修元であるハワイ州観光局様とも連動して、ハワイ現地でのSNS投稿用の商品撮影、ハワイ関連イベントでのサンプリングなども実施している。『旅行好き』や『ハワイ好き』のお客様に、さらに認知拡大していけるようSNS施策を実施していく」(同社)

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