クラシエ、「ディアボーテ」からドライヤーの熱も味方にするヘアオイル

週刊粧業 2015年1月16日号

2015年1月16日 11:26

週刊粧業日用品メーカー

カンタンに言うと

　クラシエホームプロダクツは2月2日、ヘアケアブランド「ディアボーテHIMAWARI」から、高濃度オーガニックヒマワリオイルを配合し、うねりやくせ、パサつきの原因となる髪のゆがみを整えるアウトバストリートメント「プレミアムトリートメントオイル」（60mL、オープン価格）を発売する。

　「ディアボーテ」は、35歳を過ぎてから多くの女性が感じる髪質の変化に着目し、「髪のゆがみ」を整えるヘアケアシリーズとして2014年1月31日に発売した。

　同社は、髪のゆがみの原因が髪内部の脂質と水分のバランスの乱れにあることを突き止め、そのバランスを整える成分にひまわりの種や花などから抽出した「プレミアムヒマワリオイルＥＸ」を配合した。髪悩みに対応する使用実感の高いシリーズとして機能面を軸に情報発信を強化したため、ターゲット層にうまく訴求でき、リピートユーザーを確実にとらえ、売上げが伸びているという。

　これまで同社では、シャンプー、コンディショナー、トリートメントなどインバス商品を中心に展開してきたが、アウトバス商品を求める声が続々と寄せられていたため、ラインナップの拡充により、さらなるブランド力の強化を図る。
　「プレミアムトリートメントオイル」は、「高濃度オーガニックヒマワリオイル」や雨などの湿気によるうねりまでコントロールする「うねりケア＆コントロール成分」を配合し、うねりをケアする機能を高めているのが特長だ。

　さらに、ドライヤーの熱で、うねりやくせ、パサつきを抑える機能が高まる成分を発見し、オイル剤型では業界で初めて配合した。傷んだ毛先を選択補修し、ダメージ部分に「うねりケア＆コントロール成分」が浸透するという。うねり髪の大敵である湿度の高い環境でも素直な髪が1日続くとしている。

　既存商品と同様、サルフェートフリー（硫酸系界面活性剤フリー）処方にして、安心性を高めた。