エトヴォス、こだわりの商品開発とブランド価値向上への挑戦

粧業日報 2016年1月20日号 4ページ

カンタンに言うと

エトヴォス、こだわりの商品開発とブランド価値向上への挑戦
 エトヴォスは、2007年5月の創業と同時に化粧品製造業の許可を取得し、研究開発を自社で行うなどこだわりの商品開発で、ミネラルファンデーション、セラミドスキンケアを中心としたオリジナルブランドを展開。近年はブランド価値向上に向けた取り組みに注目が集まっている。尾川ひふみ社長に話を伺った。

 ――「こだわりの商品開発」について教えてください。

 尾川 主力のミネラルコスメは、クレンジング不要で肌へのストレスが少ない点に着目し、2007年に初の国産ブランドとして発売した。

 「ミネラル」というと「ナチュラル」「肌にやさしい」といったイメージが強いが、使用感や仕上がりにもこだわって開発している。また、皮膚科学に基づいたスキンケア商材も展開しており、ミネラルコスメとの併用を勧めている。

 スキンケアに関しては、自前の研究員が大半の処方を開発しており、さらに皮膚科学を専門とする医学博士の高岡幸二氏を監修役に迎えるなど、医学的見地から開発を進めている。

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